一途であれ

分野を問わず、成功する人は自分の目標に対して一途である。

色んな事に手を出して、自分のエネルギーを分散させたりはしない。

一つの目標の達成にエネルギーを集中して使う。

その結果、熟達する。

何にでも手を出す人は、器用貧乏にしかなれない。

そのような人が、すべてのエネルギーを一つの目標に使う人のように成功することは滅多にない。

人の時間とエネルギーは限られているからだ。

エネルギーを幅広く分散すればするほど、それぞれの活動に費やされるエネルギーは小さくなる。

『資金を、あまりにも多くの証券に分散するのは賢明なやり方ではない。

証券価格に影響を与える要因を追い続けるには時間とエネルギーが要る。

一握りの問題について知っておくべきことを、すべて知っておくことはできるかもしれないが、多数の問題について、すべてを常に把握し続けるのは不可能である。』

バーナード・バルーク